2020-02

小説

花園の墓守由為編第八章四話『書館は神秘でできている』

8-4 貴海は調理場の流しに使った食器たちを置いてからファレンの部屋へ向かう。扉を叩けば先に戻っていた部屋の主から「どうぞ」と返ってきたので「失礼する」と開けた。  湯浴みを終えてから由為の様子を見ていたためか、ファレンはすでに丈の長い薄...
小説

花園の墓守由為編第八章三話『書館は神秘でできている』

8-3 自分の部屋でも、花園でもない、どこにいるよりも透明な匂いがして目を覚ました。少しだけ人工的で、大部分が自然のものによるさっぱりとした薫り。彼岸の花で言ったら青の花を抽出した薫水が近い。深く息を吸うと頭の奥を占領している熱や痺れが抜...
小説

花園の墓守由為編第八章二話『書館は神秘でできている』

8-2 夕食の片付けも終えて彼岸の住人は自由時間を迎える。  七日は木槍を持って衛と彼岸の庭で鍛錬を行い、きさらは調剤の資料に目を通していた。貴海は部屋にいる。それぞれが何かしらに取り組んでいるのを確かめてから由為は書館へ向かった。  貴...
カードワース

ショートリプレイ 『20年の軌跡』

前提  馬車で居合わせた陰のある女性冒険者と貴海の短い会話。 女性冒険者は懐いていた祖母の葬儀に向かっている途中だった。最期に会えなかったことを悔やんでいる。 その女性に貴海が言葉をかけるとするのなら、から始まります。――――――――――...
雑記

花園の墓守完成にむけて 2020/02/09

 今年の冬は暖かいですね。いまも穏やかな光が差し込んできています。 こんにちは、成瀬です。 花園の墓守由為編が、終わります。とはいってもHP掲載版は4月ともう少し先ですが。製本版はあと追加エピソードと、エピローグを書き直して由為編は...
小説

花園の墓守由為編第八章一話『書館は神秘でできている 』

8-1 圭による朝食をいただき、直と是人にも挨拶をしてから、由為と七日は彼岸に戻っていった。  帰りの舟も広兼が船頭になり、揺らぐ河に翻弄されず落ちついて帰ることができた。河の上で空は触れられそうな水色から徐々に霧がかった紫へと変化してい...
雑記

メールフォーム返信 2020/02/07

 メールフォームにメッセージが来た時の通知を忘れてしまい、大変遅くなりましたが返信です……! 失礼いたしました。志貴さん まずは返信が遅れて誠に失礼いたしました……! ぴくもふさんの作品の感想をくださりありがとうございます! 志貴さんはお...
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